【ベテラン児童心理士に聞いた】子供の育て方~自己肯定感、自立心、やる気の育て方

これだけすれば大丈夫!子供に必要な心と体のこと 

ずっと書きたかった記事。

育つことはうれしいことですが、子育てをやり直しはできません。

子供は親の考えや知識で生育が左右されることは明らかであり

遺伝的要素が大半のなか、取り巻く環境も人格形成に大いに

影響すると感じています。

ストレス社会で親の余裕のなさ、子供へのプレッシャー、聞いたこと

知ったことを育児にいいからと無理して正解なのかも

わからず、具体的にどうしたらいいのか曖昧なネットニュースや育児書。

そんな中、息子が3歳の時にコロナが始まって、緊急事態宣言下で

通っている保育園でほとんどのお友達が長期で休みになり

それが理解できず不安からチック症状が出ました。

そんなこともあり児童カウンセラーのベテラン先生に

いろいろと相談したので是非子育てに使っていただければと

思います。

今流行の自己肯定感の育て方など、私には目からうろこのわかりやすさでした。

専門家が読む育児書の知識も取り入れながら書いていきます

3つの健康

① 精神(心)の健康

1,どんなストレスにも負けない強い心

2,好ましい対人関係

3,情緒安定

     1,どんなストレスにも負けない・・・例えば学校でお腹が痛くなり大便をしたらトイレを汚してしまって友達にからかわれた。次の日から学校行きたくない。というようなことにならないように。はねのける力がある心。

② 社会的健康

1,生き生きと外に出てルールを守る、適応できる

2,自然に感謝し 他害・自害しない

    2,他害・自害が最近は低年齢化している。授業中にはさみで顔をなんども刺したり、リストカットが8歳からみられ、薬物の大量服薬は10歳から事例があるそう。

③ 身体の健康

の3つの健康が大切。では具体的にどのように育むのか

書いていきます。

子どものよくある行動にどう答えるのが正解?

①口唇欲求(指しゃぶり、口の周りを触るなど)

②接触(抱っこして。と言ってきたり、触れ合いを求める)

③依存(自分でできるがしてほしいと言ってくる)

この3つを出した子ほど実はまともなんだそう。これを大人がなるべく

受け止めてあげると情緒が安定した子になるそうです。

二人目ができて上の子にはついつい自分で出来るでしょ?

なんて言ってしまいがちだし、自分で出来るようになってほしいとも

思い、言ってしまうのですが受け止めてあげるほうが

良かったようです。

先生いわく、子供に注意したらすぐ言うこと聞いて、もう

しません。と話される親御さんがいるようですが

それは逆に心配なんだとか。上の3つは出せば

出すだけいいそうです。

②と③は子供が愛された実感として受け止めこの実感が

自己肯定感(自尊感情)

へなるそうです。

何度か出てきた情緒の安定。これが何故大切かというと

好ましい育て方の基本になるんです。

下から順に

情緒の安定

探索意欲

対人関係

知識

と積み上げられていきますが、基本の土台がしっかりしていなければ

どれだけ知識をつけてもぐらついて引きこもりや折れやすい子

になっていしまいます。

なので、①口唇欲求は否定せず②接触、③依存は大いに受け止めてあげてください。

それが何より本人にとって生涯必要なことです。

そして、土台の2番目の探索欲求。

イタズラのことなんですが

 危ないからダメ、汚れるからダメ、〇〇だからダメ。

と言ってしまいますし、片付けるの大変だし嫌!って

なります。

でもね、このイタズラ・・・自立心、独立心、やる気

に変貌するんです。

ということは、めちゃ大変だけど

全部許すとはいかないけど

甘えてよし、スキンシップしてよし、イタズラよし

をしていたら自然と情緒が安定して自分を大切に思い自己肯定感

となり、自立心ややる気のある子どもに成長するわけです。

今は、なんでも低年齢化していっているようで

思春期も9歳が入口といわれて

いるようなので、それまでと思ったらあっという間ですね。

心が成長するとき

上の図はそれぞれの発達がどのように成長するかの

図です。

よく、6歳までに脳のほとんどが完成すると言われていますが

図の神経に当てはまります。

なので、具体的にはこの年齢までは意識して情緒の安定

を図りましょう。

ちなみに、記憶をつかさどる海馬は2歳以降に完成される

といわれているので0歳からあれやこれやと教えても

定着しないようです。

ただ、認知症の人でもそうですが

習慣 は定着しますのでやるなら習慣に

なるようにしたらいいですね。

0歳から3歳まで

テレビや雑音の無い時間をとることが推奨されていますが意外に

難しい方も多いとおもいます。

オススメの時間のとりかたは子供と一緒に帰宅した際に

玄関から部屋までの時間を使いましょう。

玄関で靴を脱ぐときに

お靴を脱ぎましょう♪

脱ぎ脱ぎ~(繰り返す)

と、①顔を見て ②ゆっくりと ③くりかえし

で聞かせてください。

この時、テレビもついていないし無音ですよね。お母さんの声

がしっかり届きます。

そして、部屋の電気をつけるときに

電気をつけようか♪ ぴっかぴかあ~(繰り返す)

とほんの数分ですがこの時間だけは

ゆっくりと意識して取りましょう。

一日のうちに何度かとれるだけこういう

時間を習慣にするのが無理しなくて

オススメです。

二人目育児で上の子との関わりの頻度は?

二人目育児で上の子に手がかけれないと思いますが

先生いわく

上と下は3:1

がいいそうです。

あとは、タッチングを意識して着替えのときに

カワイイおててだね。と

手をなでたり、足をなでたり

髪をとかすときに

カワイイほっぺ♪と

ほっぺをツンツンしたり

何かのついででいいので

触れ合いをとってください。

全ての学習とは?

それは、 まね(模倣)  です。

ミラーリングもそうですね。

人類は人のまね(模倣)をして

他に馴染み集団の中で生きていく術としたのです。

なので、親からでなく友達を含む環境が

子供に影響を及ぼします。

母親は子供が幼いときは命を守る役割が多く

母親が中心となり育児を担っていると

思いますが、子育ては2本柱であるべきで

2歳過ぎたら社会性は父との関わりで育まれます

なので、父親と協力して

育児をしていってください。

母子家庭の場合は親戚など特定の大人がそういった役割に

なりますね。

◆正常なコミュニケーションとは

子供に嫌なことを言われたりされて怒ったりの繰り返しになってませんか?

親の反応が大きいことほど無意識にまたしたくなるようです.

なので、嫌なことを言われたされた時ほど

ふーん。

ぐらいの反応で

そんなこと言わなくても大丈夫よ。

と声をかけナデナデとしておけばいいらしいです.

でなければ、嫌なコミュニケーションの取り方を繰り返し

ますのでお互い辛いです。楽しいことや

日常の会話がコミュニケーションになることが

正常なコミュニケーションなのでそっちで反応

をしっかりとってあげましょう。

◆躾やルールをしっかり身に着けてほしくてついつい

ちゃんとして。

迷惑になるよ。

と言ってしましますが

これの何がやばいかというと

ちゃんと出来るか、出来てるか不安で

緊張してしまう子になります。そして

できないことをやりたくない、チャレンジしない子に

なってしまします。

もし、そうなっていたら

わざとルーズにふるまってください。

適当でいいよ。ルーズでいいよ。ぐらいに

失敗しても恥ずかしくない。って思ってほしいです。

わざとおどけて、芸人張りに笑いを降臨させてください。

私は神経質で結構言ってしまうタイプだったので

まさに息子がこうでした。すごく反省して

今は家訓なみに念頭において努力しています。

先生いわく、息子は結構神経質なとこが遺伝的な素因はあるだろうけど

環境で良くも悪くもなるのでお母さんが芸人のようにユーモラスに

に育児して!といわれました。

皆さんも何か不安になったり、育児に自信がない時は

最寄りのカウンセラーさんに聞いてみることを

オススメします.

先生のお話を聞いて、プロに聞くのが一番だと痛感しました。

少しでも誰かのお役に立てればと

記事にしました。

毎日を少しでも明るく過ごしましょう。

私の紹介

いちの
いちの

美は心と体の健康から。と思っている私は2人の幼児の子育て真っ最中。会社員でワンオペ状態で自由時間ゼロ生活。人間関係には神経すり減らしなんの為に生きてるかわからなくなる時あり、心の健康を失いそうになるもそんな時に自動売買と出会い人生激変。個別株、インデックス投資はしていたが憧れのFIREまでの道のりがグッと近づき将来の夢の子供食堂を開きたいという夢も叶うかも。
美容と健康のため
スキンケアスペシャリスト
リンパセラピースペシャリスト
薬膳コーディネーター
スープマイスター
などの資格を取得。美容や投資について情報発信中。

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